SandboxesガイドClaude Code の実行

sandbox で Claude Code を実行する

Lizard (lizard.build) の sandbox で Claude Code を実行するには、まず認証情報を一度だけ接続します。lizard agents add claude(claude setup-token で発行したトークン)または lizard agents add anthropic(API キー)を使います。次に claude テンプレートから sandbox を作成し、lizard sandbox prompt <id> --agent claude "…" で作業を送ります。Claude Code は専用の Linux マシン上で --dangerously-skip-permissions 付きで動きます。確認を求めずにファイルを編集し、コマンドを実行しますが、お使いのコンピューターにはアクセスできません。

テスト状況: このページのコマンドと動作は、2026-10-12 時点の Lizard CLI 4.0.42 とプラットフォームのエージェントランナーに基づいています。このページのために、実際の sandbox でこの手順を最初から最後まで実行してはいません。git bundle とパッチの手順はローカルで確認しました。

始める前に

  • lizard login でサインイン済みの Lizard CLI と、プロジェクト。フォルダーで lizard init を実行するか、sandbox コマンドに -p <project> を渡します。
  • Lizard Pro または 7 日間の Pro トライアル(カードが必要)。Sandboxes は実行中、サイズに応じて秒単位で課金されます。制限 と 料金 を参照してください。
  • Claude のサブスクリプションを使う場合: claude setup-token を実行するために、お使いのコンピューターに Claude Code が必要です。

認証情報を接続する

認証情報コマンド実行時に渡されるもの
Claude のサブスクリプションclaude setup-token を実行してから lizard agents add claude で sk-ant-oat01-… トークンを貼り付けますCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN
Anthropic API キーlizard agents add anthropicANTHROPIC_API_KEY
OpenRouter API キーlizard agents add openrouterOpenRouter の Anthropic 互換エンドポイント

認証情報はプロジェクトではなく Lizard アカウントに紐づき、起動するすべての sandbox で使えます。Claude Code が使う認証情報は一度に 1 つです。複数を接続している場合は 1 つを選び、必要ならデフォルトのモデルも指定します:

lizard agents use claude --credential anthropic
lizard agents use claude -m sonnet
lizard agents status

すべてのオプションは lizard agents を参照してください。

sandbox を作成する

lizard sandbox create -t claude --timeout 3600000

コマンドは sb_abc123 のような sandbox ID を表示します。以降の手順のために変数に入れておきます: SB=sb_abc123。

  • --timeout 3600000 で sandbox の有効期間を 1 時間にします。CLI の既定値は 5 分で、それを過ぎると Lizard は sandbox とそのファイルを、タスクの途中でも削除します。実行中の sandbox は lizard sandbox timeout $SB 3600000 で延長できます。
  • claude テンプレートには Node.js 22、バージョンを固定した Claude Code、git、Python 3、ripgrep、curl、jq、unzip、Lizard CLI が入っています。Claude Code のバージョンは lizard sandbox exec $SB -- claude --version で確認できます。
  • 既定のサイズは Medium(4 vCPU、8 GB)です。変えるには --size small または --size large を渡します。

sandbox にコードを入れる

公開リポジトリから:

lizard sandbox exec $SB -- git clone https://github.com/your-org/your-app /workspace/app

ローカルの git リポジトリから(プライベートリポジトリも可):

git bundle create /tmp/app.bundle HEAD
lizard sandbox files put $SB /tmp/app.bundle /workspace/app.bundle
lizard sandbox exec $SB -- git clone -q /workspace/app.bundle /workspace/app

bundle に入るのはコミット済みのファイルだけなので、.env などの追跡されていないファイルはお使いのコンピューターに残ります。

プロンプトを送る

lizard sandbox prompt $SB --agent claude --cwd /workspace/app "run the tests and fix any that fail"

CLI は各ツール呼び出しをストリーミング表示し、続けて Claude の回答、トークン数、会話 ID を表示します。便利なフラグ: -m <model>、--effort <level>、コマンドの出力を表示する -v、すぐに戻る --no-wait。Ctrl-C で表示を止めても Claude は作業を続けます。止めるには lizard sandbox interrupt $SB を実行します。

同じ Claude Code セッションを続けるには、会話 ID を渡します:

lizard sandbox prompt $SB --agent claude -c conv_0123456789abcdef --cwd /workspace/app "now add a test for an empty list"
lizard sandbox conversations $SB

続きの依頼も含め、すべてのプロンプトで --agent claude と --cwd を渡してください。--agent がないと CLI は Codex に依頼し、--cwd がないとエージェントは /workspace で作業します。

Claude Code がアクセスできる範囲

  • 権限。 各ターンでは、sandbox 内で root として --dangerously-skip-permissions 付きの claude -p が実行されます。Claude は確認を求めずにファイルを編集し、パッケージをインストールし、コマンドを実行します。これらの権限は sandbox 内に限られます。
  • ファイル。 sandbox 内のすべてにアクセスでき、お使いのコンピューター上のものには一切アクセスできません。
  • ネットワーク。 インターネットへの送信アクセスがあるため、パッケージの取得や API の呼び出しができます。sandbox の料金には、直近 30 日間で アカウントあたり 2 TB までの送信トラフィックが含まれます。
  • 認証情報。 実行中、トークンは Claude Code の環境に CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN または ANTHROPIC_API_KEY として置かれ、Claude Code が実行するコマンドにも引き継がれます。サブスクリプションの場合、これは claude setup-token で発行した有効期間の長いトークンです。実行ごとに有効期間の短いコピーが渡されるのは ChatGPT のログインだけです。sandbox で動くコードはこのトークンを読めるものと考え、不要になったら lizard agents remove claude で削除してください。
  • Lizard アカウント。 既定ではアクセスできません。sandbox を --with-token <key> 付きで作成すると liz_ キーがインストールされ、sandbox 内で lizard が使えるようになります。たとえば Claude が作ったものをデプロイする場合です。sandbox 内のどのプロセスもこのキーを読めるため、1 つのワークスペースまたはプロジェクトに範囲を絞ったキーを使ってください。lizard keys を参照してください。

変更を受け取る

lizard sandbox exec $SB -- sh -c 'cd /workspace/app && git add -A && git diff --cached > /tmp/claude.patch'
lizard sandbox files get $SB /tmp/claude.patch claude.patch
git apply claude.patch

コミットする前にパッチを確認してください。Claude が起動した Web アプリを試すには、そのポートの プレビュー URL を開きます。たとえば lizard sandbox expose $SB 3000 です。

Claude Code を手動で使う

lizard sandbox ssh $SB は sandbox 内でシェルを開きます。lizard agents の認証情報は lizard sandbox prompt の実行にしか渡されないため、そのシェルで自分の CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN または ANTHROPIC_API_KEY を export してから claude を実行してください。

sandbox を一時停止または削除する

lizard sandbox pause $SB
lizard sandbox resume $SB
lizard sandbox rm $SB

一時停止が完了すると計算料金は止まりますが、Persistent Volumes のストレージ料金は引き続き発生します。再開するとファイルとプロセスが戻り、計算料金も再開します。会話の状態は sandbox 内の /workspace/.lizard-agent に保存されます。sandbox を削除した後もファイルを残すには、作成時に --volume で Persistent Volumes を接続してください。

よくある問題

メッセージまたは症状対処
Claude Code has no credential. Connect one of: …lizard agents add claude または lizard agents add anthropic を実行します。
Claude rejected the credential (authentication_failed)トークンまたはキーが無効になっています。新しく作成して、もう一度追加してください。
create で Checkout リンク付きの HTTP 402 が返るトライアルまたは Pro を開始します: lizard billing start。
タスクの途中で sandbox が消えた有効期間が切れました。次は --timeout を付けて作成するか、lizard sandbox timeout で延長してください。
出力に Codex が出てくる--agent claude なしでプロンプトが送られました。
installing Claude Code というステップが表示されるsandbox が claude テンプレートから作成されていないため、ランナーが先に npm で Claude Code をインストールしています。

関連項目

更新日